情報起業家が情報商材を出してからのアフィリエイターに対しての販売戦略として、報酬の設定以外にも、販売時期の設定や人数の設定、値上げの時期、特典の廃止、ロスタイムの設定、販売中止などのやり方次第で販売数を伸ばすことができます。
例えば、販売時期をボーナス時期や一般的な給料日の25日ぐらいから月末にかけては金銭的にも余裕があるので、アフィリエイターの煽りに負けて購入までいってしまう場合があります。
また販売人数を限定100人とかに設定して販売すると、売り切れてしまったらどうしようと、見込み客に不安感を与えて売ってしまうのです。
実際は販売人数は客にはわからないので、その人数になってからも販売をすればいいだけでのことです。
また値上げの時期としてよくあるのが月末です。
来月になると5000円とか10000円の値上げがあると予告することで、金銭的に余裕がある月末までに売ってしまうのです。
また来月以降はある特典を廃止にしますということも値上げと同様に心理的に焦らすことができます。
値上げや販売中止などには必ずロスタイムを設けましょう。
これは値上げや販売中止の予告の時間を過ぎても半日〜2日ほどはほったらかしにしておいて、ぎりぎりまで迷っていた客があきらめたあとに、まだ以前の条件で購入できるチャンスがあるということを知らせることで、決意がくずれ、購入してもらえることがあるからです。
他には「このメルマガ、ブログを見ている人だけ限定格安発売します。」のようなことをしても特別感を与えて購入してもらえる可能性が増えます。
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情報起業家の所得申告
情報起業家の中には、成功してかなりの金額を稼いでいる人がいます。
そういった成功者の人たちは法人化または個人事業主として、きっちりと税務対策をしている人が多いのですが、あまり稼いでいない人には、税金に対しての認識が甘く、所得の申告をしていない人が多いと思います。
実は、サラリーマンの人は給与所得以外の所得を、サラリーマンでない方は1年間の所得に対する税金を自分で計算して申告する必要があります。
これを「確定申告」といいます。
ここでいう所得とは【収入】−【必要経費】のことで、手元に残った金額のことを指します。
あなたがもし情報起業やインターネットで少しでも継続して稼いでいる場合、税務上は個人事業主として扱われます。
従って事業所得となるので、サラリーマンの給与所得と違い、基本的には自分で確定申告をする必要があります。
しかし、次の条件のどちらかを満たしていない場合は必要がありません。
●専業で年間38万円以上の所得がある
●給与所得者で給与以外に20万円を超える所得がある。
注意しなければならないのが、あくまでもこれは収入から必要経費や控除を引いた所得に対する条件なので、収入が条件を超える金額になっていても、経費や控除などを差し引いてみたら、条件を超えていないということであれば確定申告をしなくてもよいことになります。
確定申告は事業年度1月1日〜12月31日までを1年の区切りとして、申告は翌年の2月16日〜3月15日と決まっています。
また確定申告には「白色申告」と「青色申告」があり、青色申告は帳簿をつけて、経理状態を明確にすることで、税金を少し安くすることができます。
情報起業家の法人化
情報起業家(インフォプレナー)として成功すると、個人事業主から法人化する人もいるでしょう。
法人化することによるメリットとしては、対外的な信用があがることで、銀行などからの資金調達が楽になったり、福利厚生などを設定できるのでイメージアップをはかることができ、求人がしやすくなります。
また身内を役員にすることで役員報酬を支払うことができたり、もしもの場合、例えば会社の取引先への負債は資本金の範囲内しか及ばないのです。
それと決算の時期をずらせるので、混雑する時期を避けることができるなどがあります。
逆にデメリットとしては、交際費の経費は法人化すると損金として処理されることです。
損金額には上限があるので、高額な交際な接待などが難しくなるのです。
また会社にかかる税金として、法人税、法人事業税、法人住民税などが発生するのもデメリットの一つです。
これは利益が出ていなくても払う必要があるものもあります。
個人事業主から法人化するときに関係してくる「新会社法」が2006年5月よりスタートして、法人化に対するハードルを下げられています。
主に関係してくるのは、起業がしやすくする内容(資本金が1円からでいい、取締役が1人でもよい)になっている点でしょう。
情報起業家としての収入は、急激に増える可能性もありますが、大幅に減少して赤字になる場合も考えられます。
普段から新会社法について勉強もして、法人化を視野に入れて活動をしておき、せっかくの収入や赤字を無駄にすることなく、法人によるメリットを最大限に活かしていくことをおすすめします。